六甲クアオルトニュースNO.6 2015.6.17

 

11350272_1002158319836411_1555575131_n当研究会は、6月13日(土)に、紫陽花が綺麗に咲く神戸市立森林植物園で第2回KOBE森林植物園ウエルネスウォーキングを開催しました。今回は、第1回とはコースを変え、紫陽花が楽しめるコースを設定しました。もちろん、地形的気候療法、運動療法を取りいれたウエルネスうx-キングを実施するのに、適したコースを設定しています。

第1回ウエルネスウォーキングで血圧が下がった人がほとんどでした。

当日の参加者は、26人。冒頭、ガイドの西村教授から前回のウォーキングでの血圧測定の結果の報告がありました。ウォーキング開始前と終了後に測った血圧の値について調べたところ、ほとんどの人の血圧が下がったということでした。

木陰でストレッチ。日陰と日向の温度差を利用することが大事。

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当日は好天に恵まれましたが、温度は少し高め。ストレッチは木陰でします。ウエルネスウォーキングでは、少し寒く感じるぐらいがベストコンディション。咲き始めたアジサイを見ながら、ウォーキング開始しました。コースは道路に落ちた木陰を利用して日向と日陰が交互に現れて温冷刺激が働くように工夫されています。

ペアになって目隠し歩き。相手をどれだけ信じられるかを試される長~い2分間。

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薬樹園を抜けて、多目的広場の芝生の上で、特別プログラムをしました。今回は2人ずつペアになって前を向いて、前後に並んでもらい、前の人が目を閉じて、後ろの人の指示で歩くというものです。木などの障害物がある中、30名近くの人がそれぞれの方向に移動していくわけです。私も参加しましたが、何かにぶつからないか不安になります。後ろの人の指示を信じているのですが目を閉じていることの不安は解消されず、おずおずと歩きました。歩いている時間がすごく長く感じられ、体内時計と実際の時の流れとの違いを体感できた2分間でした。このプログラムには色んな意味があります。面白く感じました。

若返りとリラックスのハーブティーでしばしの休息。

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コースを歩いている時は、脈拍を測り、160マイナス年齢の基準値に近づけて運動量を調節するのがポイント。しかし、「休息も必要です。」ということで、睡蓮の咲く長谷池のほとりで、しばしティータイムをしました。スタッフの大田さんが準備をしてくれたハーブティーを飲んで休憩です。太田さんによると若返り効果のあるものとリラックス効果があるものとの2種類用意したということでした。私はどちらも飲みましたが、どちらも本当においしかったです。これからもこのゆったりした時間は必要だと思いました。次回もやります。楽しみにしてください。

ヤッホと叫んでリラックス。こだまが返ってきました。

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休憩の後は、体に負荷をかけていくために傾斜のある道を登っていき、展望台のある景色の良いところで一休み。そこで、全員が声を合わせて「ヤッホ」と叫ぶプログラムをしました。これはリラックス効果がるということで、声を合わせて叫ぶとこだまが返ってきました。叫び終わった後の皆さんの笑顔が素敵でした。

最後はクナイプ療法を応用した水療法の腕浴。いつもながら、すごく気持ちがいいです。

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コース起点に戻ったのが12時30分。ストレッチを終えて最後の仕上げは腕浴です。腕浴の設備は森林植物園が用意してくれました。この腕浴の設備はドイツの健康保養地では必ずみられるポピュラーなものだそうです。腕浴はクナイプ療法にもとづいた水療法をベースにしています。腕を冷やすことで皮膚温を下げ、血圧を下げる効果があります。

梅雨の時季ですが今日は気持ちよく晴れた中で開催できました。ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

次回のウエルネスウォーキングは7/11()開催予定!

そして、今月24 日(水)にはセミナーも開催致します。

参加のお申し込み、お待ちしております。

(OKUDA記)