六甲クアオルトニュースNO.5 2015.6.11
当研究会は、6月6日(土)から同月7日(日)にかけて、山形県蔵王山の山麓に位置する上山市の上山温泉に視察旅行を行いました。視察の目的は、年間1万人の参加者があるかみのやまウォーキングがどのようなものかを探るためです。
上山温泉では、2日間で3回ウォーキングをしました。そのうちの2回のガイドは、6月24日に当研究会が主催する公開セミナー講師の小関信行氏です。小関氏からは、ガイドをしてもらいながら、様々なことを教えてもらいました。公開セミナーでは、まとまった話が聴けるので楽しみです。セミナーには、多くの方の参加を得て、かみのやまクアオルト事業と日本型クアオルトについて、知っていただきたいと思います。
神戸から驚くほど近い、仙台と上山温泉
6月6日(土)、引率の西村教授と神戸山手大学の学生、多可町役場からの参加者2名と私の総勢14名が、神戸空港に集合。8時15分発のスカイマークで仙台空港へ。その後、列車に乗り換えて10時過ぎにはJR仙台駅に到着。神戸の西から大阪に来る様な感覚で仙台に着きました。スカイマーク仙台便、安いし、なくなってしまうのが残念です。その後高速バスで1時間あまり、上山市上山温泉には12時過ぎに着きました。
健康保養地推進事業には行政の役割が大事
かみのやま温泉では、ガイドをしていただくクアオルト@研究室代表の小関氏、今回泊る宿である時代屋の社長富士氏、上山市役所クアオルト推進室の小林氏が迎えてくれました。
着いた後、早速佐々木氏から上山市のクアオルト事業の話を聞きました。街づくり事業として8年目を迎え年間の参加者は1万人を超えている。市民が参加しやすくするためにミュンヘン大学認定のコースだけではなく様々なコースを作っていることのほかいろんな工夫をしている。市民のウォーキング参加を軸に観光客とともに楽しむということが大事だということでした。そして、市が健康推進事業として「いつでも、だれでも、一人でもできる環境を整備」して取り組んでいる姿勢に感銘を受けました。健康保養地事業を進めていくには、行政が大きな役割を果たすことが大事だと思いました。
絶品!さくら亭の「かみのやまクアオルト弁当」
その後で、クアオルト弁当を味わいました。写真で分かると思いますが、見た目も美しいです。それぞれの食材の味付けに優しさを感じられる弁当です。おいしかったです。弁当は4種類あるそうですが、今回は、さくら亭の弁当です。量は、男性である私には少なく感じましたが、それも計算のうち。運動するときにおなかの負担にならないように、女性が食べきれる量に抑えているとのこと。そして、カロリー、栄養バランスを考え、地産地消を心がけているそうです。この内容を考えると値段も格安と言えるでしょう。(800円より。)
(さくら亭のサイトはhttp://www.sakuratei-asahimachi.jp/です。)